2015年11月15日日曜日

寛容と適度な無関心

何を言うのも自由ですが、今の世の中に足らないのは、寛容な心と適度な無関心ではないかと思います。他人は他人です。他人の人生にどれだけの責任を持てるのか? そう思ったら、適度に無関心でいる方が楽だし、小さなことは寛容な心で受け入れるでも受け流すでもいいんじゃないですかね。

2015年11月14日土曜日

差別化とは

差別化とは、言葉の持つ本来の意味を捻じ曲げることではありません。
マーケティングとは、見せ方の問題ではありません。


2015年10月10日土曜日

札幌出張に備えてブーツを買った(ナイキ ズーム キンシ ジャカード ウォータープルーフ)

11月に札幌で開催されるイベントに出展するために出張することになりました。
今回の出張は9月の上旬には決まっていたので、さっさと航空券とホテルを手配して現地でのスケジュールを組み立てました。
札幌オフィスのメンバーに11月頃の札幌はどんな感じか聞いてみたら「雪が降ってますよ」と。え、まじか? 寒いのは厚着でしのげるけど、雪は困る。なぜなら、私、38歳もなってスニーカーしか持っておらず、長靴もブーツも持っていないから(革靴は1足あるがが冠婚葬祭でしか履かない)。
そもそも、この数年間、雨・雪をしのげる靴を持たずに過ごしてきており、東京にいても困ることが多々発生。濡れる靴下に耐え続けてきたわけですが、良い機会だしブーツを買うことにしました。
じゃあ何を買うのか? NIKE しか買わないと決めているので、とりあえず NIKE のサイトをみたところ、要件に合うものはこちらであることがわかりました。
あー……、嫌いではないし、ACG だから良さ気だけど、「出張」って考えると、ちょっとっていうか、なんでホワイト×ホワイトしかないのか……? これ履いてブースで接客とかちょっと無理だよねぇ…、と。
しかし、多分、この後また別の靴を出すに違いない、たぶん10月頃……、と根拠のない予想し、日を改めて Web サイトをみたら良い感じのヤツがいるじゃないですか!
これなら「出張」に耐えられる! 多分、仕事の時に履いてても誰もビックリしないw!
ということで早速購入。そして慣らし履き。外観がすっきりしてるからけっこうタイトかと思いきやそうでもない感じ。普通の NIKE の横幅っぽいです。普段はだいたい US8.5 を買っていて、エアジョーダンは US9.0 ですが、こいつは US8.5 で大丈夫でした。

くわしい解説はこちら。ここのブログ、NIKE より詳しくて素晴らしいw
ナイキのキンシ、あります

というわけで、足元の不安も軽減されたので気分よく出張に行けると思います♪

2015年10月9日金曜日

仕事とはビジョンを達成するための手段

というわりと苦し紛れな話を社内でしたのでした。

気がつけば入社してまるっと10年が経っていて、ここに至るまでに

  • 営業
  • 購買・調達
  • マーケティング
  • 採用
  • なんちゃってSE
  • なんちゃってプロジェクトリーダー
  • なんちゃってデザイナー
  • なんちゃってテスター
  • とりあえずマネージャー


を経験してきており、先日もイベントブースの設営で喜々として工作してたら「いったい何者ですか?」と聞かれる始末でなわけですよ。
コミュニティとかの活動も含めるとそれこそわけわからん……。

あらためて10年を振り返ると、本当にいろんなことやってきたなあ、と。
10年のうちほとんどが業務掛け持ちでやってきていて、それが嫌で嫌で仕方なかったんだけど、この10年をふりかえって考えると、業種や業務で仕事をカテゴリー分けすることはそんなに意味にあることではないし、仕事ってそもそも何らかのビジョンを達成するためにやっているんだから、そこに近づいていっていると思えれば手段は問わなくてもいいよね、みたいな。

ここまでのかけもちはよしとして、こっから先は選んでいかないといかんなあというのは思ってます。

2015年9月16日水曜日

これからの1年(主に仕事)

誕生日だったので一つ年齢が上がりました。けっこういい歳になってしまったなあと思いつつ、今後の一年についてはこのようにしていきたい。

マーケにこだわる

それなりに大きなイベントが成功したりしてちょっとはマーケターらしくなったと思うので、これを突き詰めたい。数字にこだわりたい。
幸い、ビジネスモデルキャンバスを始めとするキャンバスものは散々手を動かしてきたので、机上検証の速度は上がっている。次は、どうやって現実でドライブして、結果につなげていくかー、っていうところをがんばりたい。
去年くらいからつくづく思うのだけど、企画書・提案書などのドキュメントは疎かにしちゃいかん、と。ここはスピード・品質共にレベルアップの必要がある。

デザイン/クリエイティブをがんばる

Photoshop が手に馴染んできたので、このスキルは伸ばしたい。Illustrator 、InDesign も扱って、制作物は自分で作れるようにしたい。(今のところ、InDesign がどうにも馴染めない…)
コピーも勉強したので、ビジネス的な背景を抑えつつ、コピーもまとめてクリエイティブを制作するみたいなこともできるはず。こういうのをワンストップでできると、機動力が上がっていろいろ良いことあるよなあ、と。
ディレクションをすることも発生してくるんだろうけど、質の高いディレクションをするために、自分自身でも手を動かしてモノが作れるようにしておきたい。

アナリティクスとかは地味に勉強する

いずれスケール可能な仕事に携わりたいので、チャンスがくるまでにアナリティクスについては地味ぃーに勉強しておきたい。スキル的な飛躍がデカイので基礎からコツコツと。

断ることを覚える

やりたいことの方向性がうっすら見えてきたので、そこに繋がらないものはお断りしていきたい。いま抱えているものを引剥がしたい。


こういう感じですかね。
あと酒を減らすべき(やめるべき)な気もしているんですが、なんか踏ん切りがつかないんだよなあ……。

2015年9月12日土曜日

XP祭2015「ユーザーストーリーネクストジェネレーション」のメモ #xpjug

今日9/12(土)、というか今やっているXP祭り2015で懸田さんが発表された「ユーザーストーリーネクストジェネレーション」のメモを早速公開します。
※ 追記修正を随時行いますので、ここ違うよーとかあればコメントいただけると嬉しいです


  • 導入
    • 意味がありそうなタイトルだけどノリです
    • 糖質制限をして痩せました。痩せたいわけじゃなくて、体をリファクタリングしたい。
    • 角さんの「ユーザーストーリー:ファースト・ジェネレーション」はスゴイいい資料だからあとで読んでください。でも今回の発表とは関係ありません
  • 世界にストーリーがなかった時代…
    • ユーザーストーリーが生まれた経緯。ケント・ベックは最初、ストーリーと言っていた
      1. 物語り伝える・伝わる
      2. 顧客の視点・言葉
      3. 必要な物を必要な時に(≠要件)
    • ひろまったのは”USER STORIES APPLIED”マイクコーンの本
    • Connecxtra フォーマット
        • 【役割】として
        • 【実現したいこと】をしたい
        • それは【ビジネス価値】のためだからだ
      • このテンプレートで書かなければいけない、というわけでもない
  • 「ユーザーストーリーマッピング」がようやく出版(ジェフのやるやる詐欺)
    • 利用者の行動と順序。時間と優先順序の二軸で構成される
  • ストーリーはどこへ向かうのか
      • 自分が「これは!」と思いついたことは、たいてい、世界の誰かが既に思いついている ──kkd
    • 文脈
      • ユーザーストーリーのフォーマットはあるが、「ペルソナは重要ではなく、どのようにアクションがされるかはわからず、思い込み過ぎである」という苦言が呈される
      • ジョブストーリー「状況、動機、期待する結果」
      • ミルクシェイクが売れない
        • 1つのグループはセグメントを調べた。これは売れなかった
        • もう1つのグループは、片付ける用事を調べた。腹持ちがいい、一気に飲めないので時間つぶしなど。ニーズにマッチする商品をだしたら売上が上がった
      • 属性(ロール)では、状況・理由がわからない!!
    • ジョブストーリーとユーザーストーリーは違う(けどどうでもいい)
      • ユーザーストーリーは文脈を特定できる。でもその悩みはわかる
    • テンプレートゾンビ
      • 使うのはいいが囚われるのはダメ
      • ”具体的要求の前にニーズを ニーズの前に文脈を” ──kkd 大事なのは話すこと。テンプレートはおまけ。
    • ゴールデン・サークル
      • ユーザーストーリーもちかいものがある。真ん中の部分(Why?)が握れてないと、たどっていかないとわからなくなっちゃう。ユーザーストーリーマッピングをすれば良いというものではない
    • 仮説
      • 仮説駆動開発 ソートワークス
    • 共感と感情
      • 共感
        • デザイン思考のステップ1
        • デザイン思考の共感を得る方法
          • 観察、インタビュー、自分で体験
          • 共感マップ。BMGの本の中で紹介されてた
      • 同情と共感は違う
        • 書籍「NVC 人と人の関係にいのちを吹き込む」
          1. 観察
            • 録画再生のように明らかな事実
          2. 感情
            • 自分/相手が感じていることお
          3. ニーズ
            • 何を必要としているか
          4. リクエスト(お願い)
            • 具体的な要求
        • これを繰り返す
      • “怠惰な人だったのか? 怠惰と呼ぶ行動をしていただけなのか?"
      • “共感とは、心からにして全身で聴くこと"
      • 共感するために大切なのは「ただそこにいる」ということであり、、、
    • Minimum Loveable Product
      • 「MVPはダメだね。Love だよ! Love!」
        • 生存可能
        • 喜び
        • 驚き
        • 部族(カスタマーというよりは)
      • MVPはプレーンなケーキ、MLPはクッキーモンスターのカップケーキ
      • 狩野モデルのユニークなやつがMLP
      • THE HAPPY STARTUP CANVAS
        • お客さんのことばっかり考えててチームがばらばらになるスタートアップがたくさんある
        • 自分たちがなぜそれをやることになったのか、そのストーリーを描いておこう
        • インセプションデッキちかいものをかけるし、BMC、LCでもいいじゃんていう意見もあるけど、彼らはこのキャンバスを描いた
        • ローカルからスタートアップやるひとを最近よくみる。いいアイディアだからやるというよりはもっと、何故やるのか?の強い思いをもっている
    • 「クリストファー・アレグザンダーの思考の軌跡」長坂一郎
      • 薄い本でシンプルにまとまっている。是非読んでほしい
      • アレグザンダーはニーズを考えた時、人びとが〜〜を求める → 人びとが自発的に求めるものがニーズであると考える
    • ユーザーストーリーを細かい単位で書いていくとする
      • おおきなストーリー
      • Sages: 大河小説・武勇伝説・サガ(Not 佐賀)
      • すべてのストーリーが含まれる一番大きな物語り。バラバラなものを組み合わせた結果、それが全体性になる
      • Saga > Epic, Story
      • プロダクトとは、かならず海に向かう川のようなものである。ユーザーストーリーとは支流である。
    • 沢田マンション wikiみたいなマンション
      • 沢マンの場合、作る人、欲しい人が一体。使う人も含めて密なコミュニティを形成している。
      • Community Generated System コミュニティが生み出すシステム
      • イメージとリアルの軸と、当事者とデザイナ・開発者の軸。
    • アレグザンダー
      • デザインの三つの段階 → わけるからダメなんだという気付き
      • 輝ける大地 → 全部一体化(スピリチュアルで僕もわからない)
        • 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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          「輝ける大地」
        • 顧客のために、我々のために、アイディアと現実とか、そういう境界がない世界
      • なぜ、自分がそこにかかわるのか、かかわる理由付けとは、それがなければ上手くいかない
      • ときめきもいい。それに継続性をもたせるには別の何かが必要なはず。

2015年7月8日水曜日

落語を聞きにいってきた(「朝日いつかは名人会」)

今日は休みをとって、落語を聞きに行ってきました。
いやー。落語おもしろい。演目をいかにこなすかというところもおもしろいのですが、噺家がどうやってお客さんをつかんでいくのか、間のとり方、ちょっとした小ネタ、声の調子などなど、あの気の配り方はすごいなー、と。春風亭一蔵さんが「その日の高座が上手くいくかどうかは、出囃子がなって舞台に上がって座布団に座り、お客さんたちと目があった直後に何を言うかで決まる」と言っていてなるほどなあ、と。プレゼンも、最初の一言に対する反応で、その日がうまくいくか苦労するかが何となく分かる時があるなと思ったり。
プレゼンやLTをみていて、聞いてもらうための努力が足りないと思う時があります。特にLT。制限時間があるものだから、いきなりトップギアで話し始めてしまう。お客さんが話を聞く準備ができていないため、おもしろいことを言ってもことごとくスベります。ネタがつまらないんじゃなくて、話を聞く準備ができていないから。頭に入ってこないから。こういうのはもったいない。人がやっているのをみてもったいないと思うこともあるし、自分がやっていて、ああしまったなと思うこともあるし。その点、喋りのプロである噺家さんは入念に聞いてもらえる状況を作っていきます。すごく勉強になる。
今日の講演、当然といえば当然ですが、平日の昼間なもんでお客さんの平均年齢はだいぶ高かったように思います。400人くらいは会場にいたはずだけど、もしかしたら私が最年少なんじゃないかと思うくらい。私くらいの世代からもっと若い人たちまで、会社帰りにちょっと飲みにくかーくらいのノリで、寄席に行けたら楽しいのにね。
勉強になったーとか意識高い風な感想はけっこうどうでも良くて、春風亭一之輔さんはめいちゃくちゃおもしろいし、古今亭志ん八さんの新作落語もなんだかスゴかったw でも今日の会場は演芸場と違って缶ビールとか売ってないので、次は演芸場に行こうと思います。






たぶんね。

2015年7月7日火曜日

在宅勤務は快適だった

実はつい最近まで在宅勤務というものをしたことがなく、会社に制度としてあることは知っていて、同僚たちがみんな使っているにも関わらず、仕事はできれば会社でしたいという考えだったので、なにそれ美味しいの?だったのでした。
試しにやってみたらすばらくしく快適だったのでブログにメモっておこうかと。

  • 作業に使ったダイニングは、しっかり時間をかけて選んだものなので、すわり心地等々もちょうどいい
  • 作業の邪魔にならない程度に音楽をかけられる。職場でヘッドフォンやイヤフォン使うのとはだいぶ違う
  • ほぼ無限ドリップコーヒーなので、美味しいコーヒーを常に飲める。部屋に漂うコーヒーの香りもリラックスできる
要因としてはこんな感じ。うちの職場はそんなに悪くないし、むしろトリプルディスプレイで作業できるので、作業効率自体は良くなるはず。しかし快適さとなるとだいぶ違う。
そもそも職場というのは、どれほど快適であろうとしたところで、もてる面積に何人の人間を詰め込むかという課題がついてまわるのに対して、自宅は自分たちが快適に過ごすためにはどうするかを考えてレイアウトをしているので、そもそもの立脚点が違うのだから、そりゃそうだという結論に達したのでした。
結局、快適だし、いつもより集中できるしで、やろうとおもっていたことが3時間ほど前倒しで終わってしまった。割り込みが少ないのも要因としてはあるんだろう、と。

というわけで、在宅いいよ在宅。今後はもっと利用していこうと思います。



たぶんね。

2015年7月3日金曜日

採用活動について

どういった会社であれ、そこにいる人たちがその会社に入った時は「選べる中でもっとも良い職場」を選んだはずなので、後から入ってくる人たちに対して関心を持つのは当たり前だと思うんですよ。
だから採用を、人事部門に任せて他の現場はしーらないっていうのは上手いやり方ではないんではないかなー、と。
幸い私の所属する会社は、採用について社員に積極的に関わってもらっているので、良い感じに人が集まっているのではないかなーと思います。
採用と社員を切り離すと(説明はいろいろ端折りますが)、行き着く先は双方の無関心にであり、その結果は離職率の増加だったりして、結局、採用の首を締めるのだと思います。



たぶんね。