2008年7月20日日曜日

ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト

「ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト」
(棚橋 弘季・ソフトバンククリエイティブ)


いま読んでる途中。

ん~。

「ソフトウェア見積り―人月の暗黙知を解き明かす」

「アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法」

この二冊は私が仕事をしていく上でものすごく影響を受けた本。
まだ完全にモノにできた感はないものの、困ったら読み返している。

「ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト」は三冊目の予感。
それぐらい読んでいて楽しい。
そして濃密な内容が苦しい。

買って良かった♪

システム開発とアメリカンフットボール

OL=PG
TE=SE
WR=アーキテクトやらテクニカルリーダーやらUIデザイナやら。わりと特殊で高度なスキルの人。
FB=サポートSE
TB=営業
QB=PM

わりとこんなイメージ。

システム開発の営業という仕事

半年ほど前、ある人が「結局この仕事は人間にいくらの付加価値をつけて売ってくるかが大事」と言っていて、私はその言葉に若干違和感を感じつつもそんなもんかもと思っていた。
また別のある人が最近「受託開発といっても今やっていることは人売りと変わらない」と言っていた。心の中で激しく同意してしまった。
そう。
今の仕事ってエンジニアの時間を売っているだけなんだよね。
そう考えたらなんかいろんな意味で悲しくなってきた。

ま、それをおいといて。

システム開発の現状が、場所は違えど常駐だろうが持ち帰りだろうがエンジニアの時間を売っているだけでしかない以上、そこにかかるコストはきっちり請求しなくてはならない。そしてシステム営業はなんでそのような時間とコストがかかるのかをきっちり説明しなくてはならない。システム営業と呼ばれる職種の人達はこの説明が苦手な人が多いんだと思う。なんでかというと必ずテクニカルなこととプロジェクトに関する事がでてくるから。営業のスキルってそこは専門じゃないんだよね。そういう説明を営業に求めるのはちょっと無理があるし、逆にそこをついて案件を発注側の良いようにコントロールしようとする担当者もいたりする。これはとても悲しいことだね。個人的にはエンジニアがもっと自分の仕事の価値の評価基準の一項目として「お金」というものにもっと執着しても良いんじゃないかと思う。

さてさて、話が発散しますが、時間売りの仕事ってちょっとね。
なんでそんなんなっているか? という理由の一つに契約書面に記述される権利の項目があるように思う。作ったモノは全部、甲(発注側)のモノってやつ。嘘かと思うけど本当にある。普通にある。ていうかほとんどそんなんばっかり。
これ書かれたら時間売りになるしかないよね。

2008年7月19日土曜日

会社辞めたい!

「日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由」
(久手堅 憲之・技術評論社)


書店で見かけてタイトルにドキッとしたので購読しました。
ドキッとしたのはずいぶん前ですが。

読後の感想としては「会社辞めたい!」と思いました。
正確に書くと会社辞めても1人で食っていけるようになりたい!そういう意味で。

個人的な想いとして、忙しいのはイヤじゃない。
ただしべらぼうに忙しいのにその忙しいのを経験しても自身に何にも残らない、成長が見込めないというのがイヤ。
それは時間を売っているのと同じじゃん。
忙しさを緩和してもらって自身で何か知識や技術を身に着ける時間がないとキツイね。

あと気になったポイントとしては下記。

実際のデータも見てみよう。社団法人情報サービス協会(JISA)が、経済産業省の「平静17年特定サービス産業実態調査報告書・情報サービス業編」をもとにまとめたデータによると、「情報サービス産業」(ソフトウェア開発以外の業種を4割強含む)就業者1人あたりの年間売上げ高は、2006年で約3000万円となっている。上場企業の公開データを見ると、だいたいこのレベルにあるのは、日立情報システムズ、東洋ビジネスエンジニアリング、TIS、CSKあたりになる(いずれも連結ベース、以下同じ)。これらの企業は、業界でもかなり業績が良好なグループと思われ、平均と見なすのにはやや違和感がある。

「保守運用・ライセンス更新」をしっかりやることが大事だとか。
そうなんだ。ちょっとしたショック。ネガティブな意味でなくて。

2008年7月15日火曜日

RadioheadがGoogleと組んで音楽ビデオを提供

RadioheadがGoogleと組んで音楽ビデオを提供

なんかよくわかんないけどスゴイね。
Radioheadがオープンソースミュージシャンを自称しているのは知らなかった。

音楽をオープンソースにするっていうのは何をもたらすんだろうか?

と思ったけど、すげー昔にさかのぼればもともとオープンソースだったんじゃないだろうか?
レコードを販売することがビジネスとして成立したからオープンソースじゃなくなったのかな?

そう思うと人から人へのつながりで伝えられる。
良いものは残る。
演奏者が替わっても、媒介する機器が替わっても、聞く人がいる限りずっと残る。

オープンソースが知恵の共有を意味するのなら、そこらで垂れ流されているしょーもない音楽は消える。
良いものがタダで聞けるならそっち聴くから。
きっとずっと聴くだろうから。



多分ね。

一流の開発者を惹きつける--魅力的な人材募集広告を作成するための10の秘訣

一流の開発者を惹きつける--魅力的な人材募集広告を作成するための10の秘訣

100%同意するわけではありませんが「成長の機会」や「成長への欲求」って大事だよね。
「今もらえるお金のためだけに働く」を否定する気はないけどね。

忙しいとか仕事が大変とか給料が安い(生活に困窮するレベルはおいといて)っていうのは、本当にやりがいのある仕事に携わっていられればそんなに気にならなかったりするんじゃなかろか。

忙しくて、給料が安くて、成長の見込みのないつまんない仕事だとしたら条件次第ですぐどっかに行ってしまうと思う。
実際、タケが転職を決めたのはそういう部分が強かったし。

「やりがい」って言葉は今となっては安っぽくなってしまったかもしれないけど、やっぱり大事だと思います。





多分ね。

インタラクションデザインの極意

About Face 3 インタラクションデザインの極意

社内でちょっぴり話題の本。
(私が勝手に話題にした)

ほしい! よみたい!
けど高い!

2008年7月14日月曜日

SaaSに対応できないベンダは新規顧客を見つけにくくなる

クラウドコンピューティングの現実

今まで以上に手段よりも目的に注力するようになるわけですよ。
でも手段を熟知していないと意外と目的に達することができないわけです。

アプリケーションベンダやソフトウェアベンダ、あとSIerも必ずしも商売が成り立たなくなる?
単純にそういう訳じゃないよね、と。

SaaSだって数ある手段の一つですよ。
そして技術の振り子は「SaaS」に対して振り切れたとき、その反動で今度はどこにいくのかな? と。
それがPaaSかもしれないし、意外とSIerを中心としたシステムインテグレーションかもしれないし。

多分ね。

ユーザインターフェースデザインの考え方


要求開発にでてくる「キャビネット」みたいなものをイメージするとわかりやすいんじゃないかな、と。
もしくはPMBOKの5つのプロセス、9つの知識体系でもいい。

ヴィジュアルデザインとレイアウトデザインは「表面的」だけど、各パーツは階層的に意味をもちユーザの操作に対してリアクションを返す。インタラクティブ性とかインタラクションとかいわれる考えかた。
つまり意味とインタラクションをしっかり決めれば表面的なレイアウトやヴィジュアルデザインになると思うし、その逆から考察することもできるんだと思う。

どうもユーザインターフェースデザインの「デザイン」の部分がヴィジュアルなものを想起させすぎるんじゃないのかな、と。
だからお客さんを含めたステークホルダーと話すときは、UIは表面だけやってりゃいいんじゃないですよ、って説明する必要があると思うんですよ。パーツの一つ一つの動作や意味、それぞれのパーツの相関性なんかをね。
しっかり時間かけて作ればいいものになるし、推敲が足らなければ惜しいUIになっちゃうし。

上記、あくまで雑用係の知ったかぶりにつき異論は認めます。

2008年7月9日水曜日

オープンソースを販売するということ

オープンソースを販売するということ

あとで読む。





多分ね。

IT予算をどう決めるか――調査結果から考える

GartnerColumn:IT予算をどう決めるか――調査結果から考える


後で読む。






多分ね。

Javaのビヘイビア駆動開発をやさしく実現する"easyb"を試す

Javaのビヘイビア駆動開発をやさしく実現する"easyb"を試す


テスト駆動開発はメンテナンスに手こずる(仕様変更が入るとテストケースなりテストコードなりを書き直すのが面倒?)という話を聞いたけど(そんなのアウトプットを残したらなんだってそうだろ)、ビヘイビア駆動開発ってどうなんだろ。

IPv6で始めるネットワーク

IPv6で始めるネットワーク


あとで読む。



多分ね。

コンピュータアーキテクチャの話

コンピュータアーキテクチャの話


読み応えありすぎ。

「似非」SOAを見破る10の方法

「似非」SOAを見破る10の方法


SOAについて、わかっているようでいてよくわかっていないのでメモ。


#7:IT部門がすべてを仕切っているのであれば・・・それはSOAではない。

 IT部門の人間には悪いが、真のSOAでは業務部門が深く関与する必要があるのだ。


ふーん。これだけを見ると「つかえる」「まともな」システムやサービスが必要であれば、SOAかどうかは問題じゃない。




多分ね。

自虐ネタ?

マイクロソフト:Vistaについて「心配する時期は終わった」

今度のOfficeは大丈夫♪ のテレビCMを思い出した

2008年7月7日月曜日

Silverlightに (´;ω;`)ブワッ

マイクロソフト:Silverlightも優れたSEOを提供します

なぜかこのニュースの見出しをみたらタイトルのAAを思い出した。

見積もりなめんな!

コンペ案件を受注できるかできないかは単純に金の話だけできまるわけないです。
発注者はそんなにアホちゃう。

 見積もり=金

この認識しかないなら3の倍数と3の付く数字にテキトーに100万かけとけばいいじゃん。

 「さーんぜーんまんっ!」

そんなアホに発注なんかしないでしょ。

事業ってさ……

「乾坤一擲の新サービス展開!」

博打とまでは言いませんが、一点買いみたいでちょっと怖いよね。

博打うちだったら一点買いって楽しいかも。単勝一点買い! 有り金全部つっこんじゃえー!

でも投資家だったらそうじゃないよね。リスク分散するよね。それが「ポートフォリオ」ってもんじゃないのかな。

SaaSとPaaS

システムの歴史は集中と分散の繰り返し。
それを踏まえるとSaaSは集中。
PaaSは分散。

SaaSは集中型なのでメインフレームのときと似たような課題を抱えるはず。

PaaSは分散型なのでクラサバのときと似たような課題を抱えるはずです。
エンドユーザコンピューティングの良いところも悪いところもまた再現するかもしれません。

ただしメインフレーム→クラサバへの移行の時ほど大きな振り幅はないと思います。
技術も進んだので再現しない課題もあるはずだし、乗り切るのもそんなに時間かかんないと思います。

言語よりもサービスを統合する技術に注目が集まるんじゃないかな~。今まで以上に~。


多分ね。

ぼんやりとした不安

自殺予告じゃないよ。

友人の証券マンがサブプライムの影響をもろに食らって夏のボーナスが55%カットされたそうな。。。
本人は成績優秀なんだけどね、外部要因とはいえ本人の努力や結果とはほとんど関係のないところでおきたことがそこまでの影響をおよぼすって怖いよね。

いまのところ私のつとめる会社にそこまでの影響はないんですけど、ちょっと先はわかんないね。
半年先が怖い。

そんな不安です。

子育てへの理解がほしいです

NTTデータ、父親が子育てしやすい会社ランキング3位に


次世代認定マークも取得
TISでは社内ブログとオフ会で育児の悩み相談


こういう取り組みがある会社はうらやましいね。。。
「現行制度に照らし合わせると遅刻が多いおまえの勤怠評価はマイナス」
って言われたからね。。。
だいたい遅刻理由も
・雨天による交通機関の遅れ
・娘を保育園に送る
の複合条件だし。どないせーっちゅーねん。

(ベビーシッターを雇えるくらい給料をくれるんなら話は別だけどさ)

きっと子育て世代も増えるだろうから制度見直すのかな。
その人達は評価マイナスされないんだろうな。
オレはマイナスされ損だ(笑)

フレックスタイム制を導入して発生する問題と、導入しないで発生している我が家の問題は後者の方がキツイね。

アップル、スライド型「iPhone」を検討か?--The Register報道

アップル、スライド型「iPhone」を検討か?--The Register報道

プラットフォームとしてのiPhoneは魅力的なんだけど、デバイスとしてはなんか興味がわかないのは、個人的にはソフトウェアキーボードはなんか不安というか押したか押してないのかわかんないのはなんかイヤ。

2008年7月6日日曜日

PaaSに興味がわきました

PaaS

SIerにとって“怖い”のはSaaSよりもPaaS


salesforce.com上で会計ソフトの提供を始めたCODA聞いた
PaaSを利用することで開発期間を2年間短縮できた~英CODA



SaaSからPaaSへ ~プラットフォーム・サービスの新潮流



システム屋にとってみると「利用」よりも「構築」が気になるし、作りやすいのであれば興味がわきますね。
汎用的な使いやすさが保証されているのであれば、ユーザーにとっても導入のめりっとあるし。
それがシステムとしてよりあるべき姿に近づくのであれば、とても良いことだよなー、と漠然と思いました。

2008年7月3日木曜日

「フィットクライアント」時代到来か-RIAでリードを狙うAdobeのAIR

「フィットクライアント」時代到来か-RIAでリードを狙うAdobeのAIR

・ちょー流行る。そして定着する。ソフトウェアエンジニアリングの基礎本にも普通に紹介される。
・流行して一時もてはやされるが、よく分かっていない人たちのおもちゃにされ、その後まじめな顔で口にすると「痛い人」扱いされる
・全然はやらない。秋が来る頃にはみんな忘れる。


でもこの記事、よく読んだら3月の記事だった。
(RSSリーダーが古い記事を拾ってきた模様)

なので答えは「全然はやらない。秋どころか夏を迎える前にみんな忘れる」だ

ソフトウェア会社の経営はプログラマーでないとだめなのか?

ソフトウェア会社の経営はプログラマーでないとだめなのか?

とても説得力がある気もするし、ちょっと違うんじゃないか、という気もする。
純粋に経営のスキルだけで会社の経営は無理だね。どんな会社でも。

2008年7月1日火曜日

営業とエンジニアの協業

営業を体験しよう

RIA界隈(?)でよくプログラマとデザイナの協業(競業?)が話題になりますが、エンジニアと営業の競業(協業w)も課題になっているんじゃなかろか。

上手く協業できれば良い仕事ができるだろうし、下手すりゃ競業相手になってお客さんへのサービス品質が下がるし。
だいたい問題はお互いの仕事に対する無理解だと思うし、そうでないなら上手くいくと思う。
漠然としてるけど。

そして最近思うこと。

プロジェクトって営業→エンジニアの間でなにやら断絶される感があるけど、本来は不可分なものじゃないのだろうか?
企業単位でみたら営業の活動もエンジニアのものづくりも企業活動の一環であるし、きれいに分断なんてできないはず。
つまり両方を統括したり把握できる人が必要になるんでないかな?

求められる知識やスキルはすごい広範囲になるけどね。

「Flashのコンテンツは検索エンジンにひっかからなくて」とかボヤいてFlashを採用しないでAjaxを採用する人に朗報

Searchable SWF

GoogleとYahoo!が一緒になってSWFの中の情報を検索にひっかかるようにするんだとか。
(前からやるっていってた?)

朗報だと思います。
間違いなく。

補足しておくと得手、不得手はどんなものにもあるんだからやりたいことと実現容易性などもろもろ踏まえて考えればいいんだと思います。
SEO対策ができない、という理由は選別の要因にはならなくなる日がきっとくる、ということですか?

※ 追記

Google learns to crawl Flash

Googleからも関連する情報が。
ところでいつ実現するん?

※ 追記2(2008年7月17日)

Flashコンテンツが検索可能に

deep linkingというらしい。

snaker(RSS Reader)

Snackr:ちょっといいRSSリーダー


AIRに釣られたオレがインストールしてみましたよ、と。


なんか面白いんだけど、ハードウェアのリソースを結構食ってしまう気がする。
良いPCでデュアルディスプレイならアリだと思う。
ノートPCのタケにはツライです。

けど、飽きるまでは使ってみます。