2008年7月19日土曜日

会社辞めたい!

「日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由」
(久手堅 憲之・技術評論社)


書店で見かけてタイトルにドキッとしたので購読しました。
ドキッとしたのはずいぶん前ですが。

読後の感想としては「会社辞めたい!」と思いました。
正確に書くと会社辞めても1人で食っていけるようになりたい!そういう意味で。

個人的な想いとして、忙しいのはイヤじゃない。
ただしべらぼうに忙しいのにその忙しいのを経験しても自身に何にも残らない、成長が見込めないというのがイヤ。
それは時間を売っているのと同じじゃん。
忙しさを緩和してもらって自身で何か知識や技術を身に着ける時間がないとキツイね。

あと気になったポイントとしては下記。

実際のデータも見てみよう。社団法人情報サービス協会(JISA)が、経済産業省の「平静17年特定サービス産業実態調査報告書・情報サービス業編」をもとにまとめたデータによると、「情報サービス産業」(ソフトウェア開発以外の業種を4割強含む)就業者1人あたりの年間売上げ高は、2006年で約3000万円となっている。上場企業の公開データを見ると、だいたいこのレベルにあるのは、日立情報システムズ、東洋ビジネスエンジニアリング、TIS、CSKあたりになる(いずれも連結ベース、以下同じ)。これらの企業は、業界でもかなり業績が良好なグループと思われ、平均と見なすのにはやや違和感がある。

「保守運用・ライセンス更新」をしっかりやることが大事だとか。
そうなんだ。ちょっとしたショック。ネガティブな意味でなくて。

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