2011年12月31日土曜日

何故「勉強会アワード」なのか


アンケート「勉強会アワード2011」

照れ隠しのため「思いつきなんですがー」って説明しているのですが、実は動機はまじめです。

ここ数年をふりかえると、勉強会やセミナーなどのイベントが数多く開催されています。東京に限って言えばほぼ毎日2,3イベントがやっていて、週末もちょっとしたカンファレンスみたいなイベントが複数開催している。私の場合、こういった勉強会好きが高じて?もはや参加と運営が仕事の一部になっていて、2011年だけでも恐らく30回ぐらいは参加をしたと思います。これは若干特殊なケースだとしても、どこかのコミュニティに属していれば年10回ぐらいは参加しているでしょうし、コミュニティがライフワークになっているような人は週1ぐらいのペースで参加・運営したのかもしれません。
個人がどうしているかは置いておいて、2011年は相当数のイベント、そしてセッションが行われたのは間違いありません。

さてさて。
それだけ数多くのセッションのうち、みなさんが参加したのはいくつあるでしょうか?
そこからブログを書くなりしてなんらかの形で参加して得たことをアウトプットしたでしょうか?
参加したセッションのうちいくつかは、何らかの知識を得たり感動したりをしたと思うのですが、それを自身の行動や組織に対して反映をさせた方ってどれぐらいいらっしゃるでしょうか。
きっと何らかの形でそうしたことをしたのではないでしょうか。
もしかしたら同僚たちに、自分が得た感動を熱っぽく語ったのかもしれません。若干ひかれつつ(笑)。でもそれはスゴイ良いことですよね。
そんな感情の動きの少しでいいから、より多くの人と共有出来れば良いなと思いました。それがイベントを運営している人達や、セッションでスピーカーをした人に伝われば、なんだか御礼を言ったような気になって双方にとって良い経験になると思うのです。

そして今回のアンケートは「一つだけ選ぶ」という縛りを設けました。
多くのイベントやセッションの中から一つを選ぶのはしんどいと思います。私もしんどかった。しかし、ひとつしか選べないからこそ、真剣になってふりかえると思うのです。どのイベントが、どのセッションが自分に最も影響を与えたのか。あるいは感動をしたのか。多くのイベントに参加したり主催したりすると一つ一つの記憶が薄くなるかもしれません。だったら、年に一度くらい、真剣にふりかえって自分自身に起きた変化の起点をみつめるのは意義があると思うのです(変化せんかったよという人もいるかもですが)。

人によっては脳天気なことしてやがるなーと思うのかもしれません。
しかし、私はいたって真面目。
ふりかえりを真剣にすることで、その真剣さを2012年に持って行きたい。そして「勉強会楽しかったね」から「勉強会で得た知識や感動で、自分や周囲を変えていきたい」といった流れが数多く生まれたら良いなー、と思っています。

しかしそんな大げさな話はおいといて、運営したり喋った人に感謝の気持ちが伝えるひとつの機会になればいいなー、というところです。




多分ね。