2011年2月19日土曜日

デブサミ2011で知ったかぶりを晒してきた件

遡ること数ヶ月前。
DevLOVEの打ち合わせ前に@papanda氏に

「心臓を叩いといてください」

と言われ、いったい何の話かと思ったら@kohseiさんより

「デブサミのRIAトラックで基調講演をお願いしたい」
「大砲をぶちかましてほしい!」

とご依頼をいただき本当に心臓が止まりそうになったのが発端。
すごいビビったわりには不思議と「やります」と即決してしまった。
なんでだろう?
多分、チャンスの神様の話を思い出したんだな。これ掴まないとこういうチャンスはないだろうな…みたいな。

RIAのOver View+Smartphoneのネタでよろしくということだったので、現状の概要と今後の展望を軽く説明することにしました。基本的には詳しいことはこの後のRIAトラックを要チェケラで、という感じ。それとUXデザイン。これからは必須ですよ、みたいな。
でもそれだけだと営業トークで終わってしまうので、私が普段から思っていることをいい機会だから言ってしまえ!と考えました。仮に失敗しても

「二度目のオファーはない」
「いたたまれず転職」
「大衆の前で派手にスベる(これはおきた)」

とかそんなもんでしょと腹を括り、言い切る方向で推敲を開始。しかし普段から思っていることを言語化することが思いの外難しかった。これは本当にしんどかった。

しかし友人や仲間というのはありがたいもので、みんなのアドバイスなどをもらってぎりぎりのところでどうにかまとめることができました。とくに@tmtknchrさんのアドバイスは印象に残っていて、東西線のホームで言われたことで何が不足しているのかがわかり、ある程度の自信がもてました。ありがとうございます。あとお昼にごちそうになったビールが美味しかったです。


終わってみて、やはりというか反省点が非常に多く、もうしわけない気持ちにもなるのですが、今の自分の実力であることは確かだし、伝わったかどうかはまだわからないけど、言いたいことを言い切ることだけはできたので、やって良かったなと思っています。

今回、こういったチャンスをくれた@kohseiさん、@papandaさんにとても感謝しております。また、あきらかに能率が下がっている私を暖かく支えてくれた会社やコミュニティの仲間たちには感謝と謝罪の両方がいりまじった複雑な感情です。
あと立ち見がでるくらい集まっていただいた聴講者の皆様。本当にありがとうございます。裏番組が強力だからきっと迷いましたよね。そりゃそうです。私だって私の出番がなければそっちの3つを観たかったw!

なんか真っ白に燃え尽きたぜ、みたいなエントリーですが、どうやら再演企画もあるらしいとか、そもそも3日後にはAdobeさんとのセミナーがあったり、3/9にもイベントをやったりで、燃え尽きている場合じゃなかったりしますが、今後ともお付き合いいただけるとこれ幸いです。

あー、書籍リスト載せないと……。
リンクとかはすみません。ググるかBingるかしてください。

■参考書籍
「使いやすいソフトウェア」
「デザインのためのデザイン」
「ソフトウェアユーザーエクスペリエンス設計」
「インタラクションデザインの教科書 (DESIGN IT! BOOKS)」
「ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」―5つの段階で考えるユーザー中心デザイン (Web designing books) 」
「プロジェクトコスト見積もり入門 ファンクション・ポイント、COCOMOII、WBSによるソフトウエア開発コストの導き方」
「これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学」

■影響をうけた書籍
「ペルソナ作って、それからどうするの?」
「検索と発見のためのデザイン ―エクスペリエンスの未来へ」
「ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide」
「ソフトウェア開発へのSWEBOKの適用」
「IA100 —ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計」

※Webとかセミナーとかは割愛させてください。すみません。
 あとどういう人の話に影響を受けたのかは個別で対応いたします。

当日、聴講したセッションの感想はまた今度書きます。





多分ね。