「楽しくないから辞める」
っていうのもあるんだろうけど、個人的には「組織との対話」ができなくなると辞めていくのだと思う。
対会社、対上司、対同僚。いろいろあるだろうけど。対顧客や対ユーザーもあるだろうな。
優秀な人(あいまいだな)って、目的意識や問題意識なんかを持っていて、なんとか良い方向にもっていこうと組織に対して働きかけているはず。それとかちょっと知っていれば回避できる失敗とかも、そうならないように忠告したり、情報を発信したりとかね。
でも、組織や同僚が無関心であったり、忠告を無視して凡ミスを繰り返してたりすると「くだらねぇ付き合いきれるか」ってなるんじゃないかなー。
ああ、これが「楽しくない」という状態か。楽しくないから辞めるは確かにあってる。。
夕べテレビをみてたら中日の落合監督が言ってたことが印象に残った。
・選手というのはできないことをやろうとする
・できないことをやろうとするから失敗する
・今やれることだけやってればいい、っていうのもあるけど、それは本人がおもしろくない
・だから俺達がやることは、できないことをできるようにするための手助けだ
激しく同意してしまった。
今やれることだけやっていればいい、っていうのは人間を工場の装置か何かのように扱っているのだと思う。
あなたの成長なんか期待していないよ、みたいな。
◯◯さんが同じような仕事をずーっとしてくれるのは、管理する側からしたら楽ちん。
でも◯◯さんが「こんなことやりたいんです」とか言い出すと、その分、他の誰かをその仕事にあてたりとか、いろいろ手間がかかる。
だからずっと同じことやっていてほしい。
そりゃ楽しくないよね。
でもこれはある意味、正解かもしれなくて、そこで言う「ずっと同じこと」を何年かやって役目を果たしたなとか、そろそろキャリアアップするかと考えて違う仕事をする。それは「辞める」ではなくて「新転地をもとめて旅立つ」だからそんなに悪いことじゃないよね。
多分ね。
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