2008年7月14日月曜日

SaaSに対応できないベンダは新規顧客を見つけにくくなる

クラウドコンピューティングの現実

今まで以上に手段よりも目的に注力するようになるわけですよ。
でも手段を熟知していないと意外と目的に達することができないわけです。

アプリケーションベンダやソフトウェアベンダ、あとSIerも必ずしも商売が成り立たなくなる?
単純にそういう訳じゃないよね、と。

SaaSだって数ある手段の一つですよ。
そして技術の振り子は「SaaS」に対して振り切れたとき、その反動で今度はどこにいくのかな? と。
それがPaaSかもしれないし、意外とSIerを中心としたシステムインテグレーションかもしれないし。

多分ね。

ユーザインターフェースデザインの考え方


要求開発にでてくる「キャビネット」みたいなものをイメージするとわかりやすいんじゃないかな、と。
もしくはPMBOKの5つのプロセス、9つの知識体系でもいい。

ヴィジュアルデザインとレイアウトデザインは「表面的」だけど、各パーツは階層的に意味をもちユーザの操作に対してリアクションを返す。インタラクティブ性とかインタラクションとかいわれる考えかた。
つまり意味とインタラクションをしっかり決めれば表面的なレイアウトやヴィジュアルデザインになると思うし、その逆から考察することもできるんだと思う。

どうもユーザインターフェースデザインの「デザイン」の部分がヴィジュアルなものを想起させすぎるんじゃないのかな、と。
だからお客さんを含めたステークホルダーと話すときは、UIは表面だけやってりゃいいんじゃないですよ、って説明する必要があると思うんですよ。パーツの一つ一つの動作や意味、それぞれのパーツの相関性なんかをね。
しっかり時間かけて作ればいいものになるし、推敲が足らなければ惜しいUIになっちゃうし。

上記、あくまで雑用係の知ったかぶりにつき異論は認めます。