2007年11月20日火曜日

プロジェクトの震度

PPT作るのに煮詰まったので書いてみました。

【レベル0】
無感。作業者は感じないで進捗管理表に記録される程度。

【レベル1】
微遅れ。スケジュール管理している人や特にデスマーチに注意深い人だけに感ずる程度の遅延。

【レベル2】
軽遅れ。大ぜいの人に感ずる程度のもので、担当タスクがわずかに動くのがわかる程度の遅延。

【レベル3】
弱遅れ。メンバーがゆれ、顧客がガタガタと言い始め、プロジェクト管理者は相当ゆれ、計画時のスコープが動き、「がんばれば取り戻せる」が常套句になる程度の遅延。

【レベル4】
中遅れ。ステークホルダーの動揺が激しく、体力のないプログラマなどは倒れ、作業タスクは計画時よりあふれ出る。また、他プロジェクトの関係者にも感じられ、多くの人々はプロジェクトに関わらないように遠巻きに眺める程度の遅延。

【レベル5】
強遅れ。スコープ管理表に「非対応」をあらわす取り消し線が入り、「次期フェーズ」、「Ver1.1」、「余裕があれば」といった言葉が飛び交い、ステークホルダーの人間関係が破損する程度の遅延。

【レベル6】
烈遅れ。スコープの倒壊は30%以下で、メンバーから「そもそも論」が起き、品質が考慮されなくなり、多くの人が「やってられない。このプロジェクトが終わったら転職」などを考える程度の遅延。

【レベル7】
激遅れ。プロジェクトの倒壊が30%以上に及び、土日出勤、徹夜、土下座などを生じる。
ものが飛ぶこともある。