プロジェクトの予実管理、、、つまり計画と実際の差異がどの程度あったのかをMSPで計測するには基準計画とガントチャート(進捗管理)ビューを使います。
スケジュール作成の流れに沿って説明。
①タスク、期間、先行タスクを利用してスケジュールを作成。
この時、開始日と終了日はマイルストーンに相当するタスク以外では極力触らないこと。
触るとExcelで作ったのと大差のないスケジュールになります。
②リソースをわかる限り入力。
③リソースシートビュー、リソース配分状況ビューで重複をチェック。
作業者を1日に16時間とか働かせないこと。そのまま使うとコスト計算が壊れます。
④基準計画の登場! 基準期間、基準開始日、基準終了日の列を挿入しましょう。
(した方がわかりやすい)
この時、見た目は「0?」だとか「N/A?」とかになってます。
⑤ツール→進捗管理→基準計画の設定を実行。
期間、開始日、終了日などの情報が基準計画にコピーされます。
このコピーは手動でコピペしても一緒。
⑥運用開始。進捗管理はガントチャート(進捗管理ビュー)を使いましょう。
ガントバーが予実の二本立てになってわかりやすくなります。
基準計画は全部で10段階くらいまで保管可能。選択したタスクだけにも適用可能。
つまりプロジェクトの進捗にあわせてフェーズごとに保管とかの使い方ができます。
運用ルールを決める必要がありますが、MSPいじってる人なんて同じプロジェクトに何人もいるわけないので、自分で決めてさっさと適用しましょう。